【 Departure / Arrival 】とは?
”Departure” は2023年に製作された3DCG短編動画でInternational Online Web Fest,フューチャーフィルム映画祭などで上映、評価されました。
【 Departure / Arrival 】は ”Departure” の世界観を拡張した企画展として開催されました。
このページは企画展【 Departure / Arrival 】のアーカイブページです。
実展示室(2024年4月2日~14日 名古屋造形大学スペース02)
・本編動画上映
・本編動画 の世界を体験できるVR空間
・画像生成AIによるパネル展示
・3Dフィギュアインスタレーション






Web展示室(このページ)
・実展示室の音声ガイド
・実展示室製作物の解説
・本編動画の解説
Short Film”Departure”
Exhibition | Main Contents
Exhibition | Audio Guides
主旨
芸術分野において、ミクストメディア(mixed media)という、性質や種類の異なる複数の媒体または素材を用いる技法はなじみ深いと思います。商業的には、コンテンツ発信を一つの媒体に限定しない手法は、メディアミックス(media mix)と呼ばれています。
本展示はミクストメディアとメディアミックスの中間の(或いは包括的な)位置にあります。
このような手法をとった理由は、私の使用道具である3DCGが、媒体を限定しない拡張性を有しており、その幅は芸術、商業の垣根を超え現在も拡張し続けているためです。
拙作 ”Departure” も同様に、短編動画に限定されない世界観を有しており、今回の企画展において 、3DCGを軸とした様々な手法、媒体を取り入れる試みを行いました。
幸いなことに入学式と同じタイミングで行われる本展示が、本年度よりご入学される新入生の方々、本学に通う皆様は勿論のこと、保護者の方々や近隣の皆様にも楽しんでいただくことで、3DCG表現の面白さや可能性について知っていただく一助になれば、制作者として大変嬉しく思います。
製作スタッフ
製作:吉川 隆之(名古屋造形大学 情報表現領域 教員)
展示空間プロデューサー:小西 祐矢(名古屋造形大学 情報表現領域 助手)
パネルアドバイザー:ひらの(名古屋造形大学視覚表現領域 研究室スタッフ)
3Dフィギュア造形師:フチガミさん、ナカヤマさん(名古屋造形大学 映像文学領域 卒業生)
謝辞
今回の展示会は、私が現在在籍している名古屋造形大学伊藤豊嗣学長から「作品に関する解説を含め、学生さんの制作の一助になるような展示会を開いてほしい」という提案から企画されました。学長からのお声がけがなければ展示というアイデアは思い浮かびませんでしたし、このウェブページも生まれませんでした、このような機会を頂けたことを、この場を借りてお礼申し上げます。
また、展示に際し、実会場をプロデュースした情報表現領域助手の小西 祐矢さん、研究室スタッフのひらのさんに多大なるサポートを頂きました。お二人の高い技術力とご尽力がなければ展示は実現できませんでした。そして、新生活が始まる忙しいタイミングにもかかわらず素晴らしいフィギュアを製作してくれた卒業生のフチガミさんナカヤマさん、この場を借りてではありますが最大級のお礼を申し上げます。ありがとうございました。
名古屋造形大学 情報表現領域 / 映像文学領域 吉川 隆之