ここでは、実展示室で展示された3Dフィギュアについて、短編動画”Departure”の主人公2人が解説します。


今回の展示で一番大事な作品、卒業生のフチガミさんナカヤマさんの手で製作された3Dフィギュアです!



本編のクライマックスのシーンの私をイメージして作っていただきました!感動して泣きそうです!



お二人とも名古屋造形大学で初めて3DCGに触れ、卒業制作ではオリジナル3DCGゲームを制作して桃美会賞を受賞した優秀な学生さんたちです。



そんなお二人によって製作された3Dフィギュアと会場の展示についてごらんください。
mayaモデル





こちらは動画製作者によるルカコさんのデータです。ポリゴン数が少なくフィギュアのディテールとしては厳しい状態のデータです。
3Dプリント前データ











上記データをBlenderでスカルプト、パーツ分けして3Dフィギュアモデルとして適切なデータに修正してもらいました。



上記のデータ画像はCHITU BOXというソフトで作られたプリントアウト直前の状態です。
使用3Dプリンター





こちらが実際にプリントアウトで使用された光造形のプリンターです。領域所有ですが特に高性能という訳ではない3万円程度の一般的なプリンターです。



高価な機材で作るものというより、やはり造形師の腕次第ということですね。
塗装中









プリントアウトして仮組、塗装中の状態です。



パーツを表面をサンドペーパーで磨いたのちサーフェイサーで表面を整えてエアーブラシと面相筆で丁寧に塗装していきます。



大変手間のかかる作業なうえ、技術とノウハウも必要な工程です。
フィギュア展示の為に製作された展示台









今回の展示にあたり、展示空間プロデューサーの小西祐矢さんが特注で展示台を作ってくれました!



重厚な質感に塗装された六角形の台で、アクリル板の下からLEDファンディスプレイによってライティングされるとても凝った仕組みです。
展示完了















展示は会場中央に置かれ、20㎝弱の大きさにもかかわらず圧巻の迫力です。



空間プロデューサーの小西さんが準備段階からこだわった空間演出、ライティングもばっちりです。



この完璧な状態での展示は今回が最初で最後の貴重なイベントとなりました。会場まで足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。



ちなみに…現在フィギュアは製作者の自宅で大事に保管されています★
まとめ
企画展【 Departure / Arrival 】



このページは企画展【 Departure / Arrival 】の為に製作されました。



Web展示室【 Departure / Arrival 】では、このページのほかにも展示物の制作過程(メイキング)や補足情報をお届けしているので併せてお楽しみください。


音声ガイド



こちらは開催終了した企画展【 Departure / Arrival 】実展示室の為に作成された音声ガイドです。
本編解説ページ



今回のフィギュアインスタレーションの元ネタに当たる短編動画”Departure”の説明を以下のページで行っています。





関連する解説ページも併せてごらんください。

