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🎥【海外の映画祭に応募】#3「映画制作者プロフィール」を作成する

2024 5/24
2024-05-24
Contents

文字情報(英文)を攻略する

 前回に引き続き、映画祭に応募するために情報をまとめます。#3#4は文字情報です。英文なうえに、かなりの量があり面食らうかもしれません。ただ、これを埋めてしまえば、ほとんどの映画祭や応募サイトに応募することが出来ます。簡単に書ける情報や翻訳を必要としない情報から、文章にひと工夫必要なものもあるので、描きやすいものから埋めていきましょう。

英文はAIを活用

 最初に日本語で書いたのち、ChatGPTなどのAIに翻訳してもらい、最後にGoogle翻訳やDeeplなどの翻訳サービスにコピー&ペーストしてダブルチェックします。詳しいやり方は、別ページで説明します。

2つの領域

 文字情報では、「映画制作者プロフィール」と「映画情報」の2つを埋めていく必要があります。
グループ制作の場合は「映画制作者プロフィール」を制作に携わった人数分用意することになります。
作品が複数ある場合は「映画情報」を作品の数だけ用意することになります。

「映画制作者プロフィール」チェックリスト

  • 名前(Name)
  • 生まれた年(Birth Year)
  • 現在の居住地(Current City)
  • 性別(Gender)
  • 民族性(Ethnicity)
  • フィルモグラフィー(Filmography)
  • 略歴(Biography)

「映画制作者プロフィール」内訳

名前(Name)

 応募者のフルネームを記入します。

例)Takayuki Yoshikawa

生まれた年(Birth Year)

 応募者の生まれた年を記載します。生年月日まで書く場合もあります。映画祭によっては【20歳以下の監督限定】というように、応募する監督の年齢制限をかけている場合があります。

例)1973

現在の居住地(Current City)


 応募者が現在住んでいる都市や地域を記載します。「○○街の市民限定映画祭」といった、土地に紐づく映画祭もあるので、自分が住む町限定の映画祭があればぜひ応募してください。

例)Aichi,Japan

性別(Gender)

:応募者の性別を記載します。 

  •  Male(男性)
  •  Female(女性)
  •  Other(どちらでもない)

の3択が多いようです。特に性的マイノリティや既存の性のカテゴリに当てはまらない人々を対象とした映画祭では、選択肢が更に増える傾向にあります。「Queer(クィア)」「LGBTQ+」という名の付く映画祭や、デザインに虹色が使われている映画祭は上記をテーマに掲げている可能性が高いので覚えておいてください。そして、ご自身の情報開示できる範囲でご回答ください。

例)Male

民族性(Ethnicity)

 応募者の民族的背景を記載します。日本人にはなじみが薄いですが、自身のルーツを題材にした映画がジャンルとして確立されており、フランスで開催されるユダヤ人を対象とした映画祭や、アメリカで開催されるアフリカをルーツとした人を対象とした映画祭などもあります。多くは土地を離れ移り住んだディアスポラや移民たちのお祭りですが、同じ民族であれば住む場所を限定しない場合があるので、皆さんも「アジア映画祭」などはチェックしてみてください。

たとえばカナダで開催される「バンクーバー・アジア映画祭」はアジア人であれば日本居住者も応募可能です 

例)Asian

フィルモグラフィー(Filmography)


 これまでに制作した映画の作品タイトル(制作年)を記載します。今回の作品が初監督作品であれば、記載する必要はありません。丁寧に書くとしたら、「This project is my first film.」「This project marks my debut as a filmmaker.」と記載すれば確実です。映画祭側が監督の過去の実績を知るきっかけとして使用しますが、「初監督作品のみ」受け入れる映画祭もあるため、チェックに使われる場合もあります。

例)”Departure” is my first film.

略歴(Biography)

 応募者の職業的背景や映画制作に至るまでの経緯、関心事などを簡潔に記載します。ここではかなりの文章量を必要とするので丁寧に文章を作ってください。時系列で在籍した学校(職場)、学んだ知識や技術、作ってきたものを記載し、自分の思考や専門性について言及します。書き方については別のページで詳しく説明します。

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例)
Takayuki Yoshikawa is an accomplished 3D CG designer and filmmaker, currently serving as an Associate Professor at Nagoya Zokei University. With a rich background in visual arts and 3D CG, honed through 20 years of experience at leading game companies including Square-Enix, Yoshikawa has contributed to iconic series such as Final Fantasy. Venturing into independent filmmaking, his directorial debut, “Departure,” was officially selected for the Short Film category at the Future Film Festival 2023, showcasing his ability to blend technology and art to explore human connections.
Yoshikawa’s work focuses on the intersection of technology, art, and human relationships, particularly the transformative role of AI in art and cinema. He views technology, especially AI, as a mirror reflecting our attitudes and beliefs, emphasizing the importance of how we teach and utilize it. Through his films, Yoshikawa aims to inspire audiences to embrace the challenges of rapid technological evolution, fostering a collective courage to navigate and reflect on our changing world.
Looking forward, Yoshikawa is excited to expand his creative horizons by collaborating with professionals from diverse careers, seeking to spark a chemistry of creativity that broadens his artistic perspective. As an educator, he is committed to nurturing young talents and engaging with emerging fields, aspiring to grow alongside his students and the broader creative community.

自分で自分を高く売り込む作業には抵抗感があるかもしれません(私もです)。これも一つの経験と思って、まずはかっこいい自分を演出しましょう。この作業は就職活動をする場合またやってくるので、今のうちに慣れておくと◎

「映画制作者プロフィール」まとめ

 ひとまずお疲れさまでした。今回は「映画制作者プロフィール」を英文で作成しました。上記は個人情報なので、ご自身のプライバシーに関わる箇所で、センシティブな質問も含まれます。ご自身が応募する映画祭が、応募要項と照らし合わせ適切な人物かどうかを判断し、作成された映画を楽しむうえで必要な情報と考えてください。そのうえで開示できる範囲で書き込みを進めてください。
次回は「映画情報」の作成になります。

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【海外の映画祭に応募】リンクリスト

  • #1 なぜ海外の映画祭なのか?
  • #2 事前に用意するもの
  • #3「映画制作者プロフィール」を作成する
  • #4「映画情報」を作成する
  • #5 AIを活用した略歴(Biography)の書き方
  • #6「映画祭応募サイト」を活用する
  • #7 FilmFreewayを活用する(登録~プロジェクト追加)
  • #8 FilmFreewayを活用する(検索~応募)
ゼミ資料 海外映画祭に応募する方法
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