教職員/学生向け 教育機関限定ライセンス(Autodesk Education)とは
オートデスク学生コミュニティ | 教育向けの無償ソフトウェア & リソース (autodesk.co.jp)
多数のAutodesk製品が利用可能
有償のサブスクリプションで提供されるソフトウェアやサービスと同じ機能を利用できます。
このプランには、Maya,3ds Max,Mudbox,MotionBuilderといった、エンターテインメント業界でひろく使用されているソフトは勿論のこと、A360レンダリング、Fusion 360やWebサービスなどを含むほとんどのオートデスク製品が含まれています。有効期限は1年で、教育機関に在籍している期間中は何度でも更新が可能です。
ポートフォリオの掲載も可能
これまでの教育課程で得たスキルを就職活動で表現するために、エデュケーション プランで作成した作品をポートフォリオに含むことが可能です。
商用利用は不可
これらのソフトウェアとサービスは、学習、トレーニング、研究に直接関連する目的のみに使用することができます。
商用、業務用、企業とのインターンシップ活動、その他の営利目的に使用することはできません。
Autodesk製品すべてが以下の手順でインストール可能
今回は3DCG業界で広く使用されているMayaを例にインストール方法を解説します。
3ds Max,Mudbox,MotionBuilderといった、他のAutodesk製品でも手順は同じなので、ご参考にしてください。
Autodeskサイトへ移動
Autodeskのホームページに移動します。

ここでは学校が発行しているメールアドレスでアカウントを作成済の状態を想定します。
「サインイン」を入力します。

オートデスクの顧客満足度向上のためにあなたの意見を求められる場合があります。
回答は各自の判断にお任せいたします(勿論「いいえ」でも問題ありません)。
サインイン

ご自身がアカウントを作成で登録したメールアドレスを入力します。

ご自身がアカウントを作成で登録したパスワードを入力します。
Mayaインストーラーをダウンロード

今回は「教育機関限定ライセンス」を使用します。
①左上の「製品」をクリック
②プルダウンメニューより「教育機関限定ライセンス」をクリック

教育機関向けのページに移動します。
画面を下にスクロールしていきます。
中盤にある「学生」というエリアをクリックします。

「学生」のページに移動します。下にスクロールして
「オートデスクデュケーションプランへのアクセス」の「製品を入手」ボタンをクリック

承認プロセスの完了を知らせるポップアップウィンドウが現れます。
「オートデスクのソフトウェアを入手」をクリックします。
「有効期間は1年間」とありますが学校に在籍中は何度でも更新が可能です。

エデュケーションプランで使用できるソフトウェアは複数あります。
今回は、Mayaのアイコンの下の「製品を入手」ボタンをクリック

お使いのOS、インストールするMayaのバージョン、言語を指定します。
最新の機能が使いたい場合は最新版をインストールする意味がありますが、
最新機能を入れたことによるバグが残っている場合もあります。
また、ソフトウェアの容量も大きくなる傾向があります。
習得の時点では基本的な基本的な機能に限定される場合が多く、
安定性を重視したいので
1~2つバージョンを下げたものをインストールすることをお勧めします。
使用する言語について
日本の教育機関のMayaに関するレジュメの多くは「日本語」でセットアップされています。
しかし、プロの現場では英語版が多く使われています。
また、Mayaに関するYoutubeなどの技術情報は圧倒的に英語圏のものです。
はじめの一歩は「日本語」をインストールし、慣れてきたら「English(英語)」に切り替える
このステップを踏んでください。
指定後「インストール」をクリックします。

利用規約を確認の上「同意する」をクリックします。

インストーラーがダウンロードされます。
Mayaのインストール
セキュリティソフトをオフにする
お使いのPCにNortonなどのセキュリティソフトをご使用の場合は、インストールを妨げることがあるので予め機能をオフにします。

エクスプローラーなどで、ご自身のダウンロードされたファイルを実行します。

ポップアップウィンドウでデバイスに変更を加える許可を求められるので「はい」をクリック。

Mayaのインストールウィンドウが表示されます。特に変更は行わず、そのまま「次へ」をクリック。

このままの状態で構いません。「インストール」をクリック。

しばらく待ちます。容量が大きいので20~30分程度を目安にしてください。

インストール完了後、再起動を促されるので、他のソフトで作業中のデータがあればセーブた後
「再起動」ボタンを押してください。
Mayaの起動

デスクトップにMayaのアイコンが作られているのでダブルクリックで起動します。

ライセンス承認画面が表示されます。
「AutodeskIDでサインイン」をクリックします。

上記ウィンドウが表示され、Webブラウザが起動します。
ブラウザによるサインイン


ご自身のメールアドレスとパスワードを使い、サインインします。

ご自身のアカウントであることを確認したのち「製品に移動」をクリックします。

Webでの作業は終了です。Mayaの画面に戻ります。
前バージョンの環境の引継ぎ確認

以前よりMayaを使用している場合は、前のバージョンのショートカットキーやシェルフなどの環境(プリファレンス)を引き継ぐか聞かれます。
ご自身の判断で環境をコピーするか、デフォルトの状態で新規に起動するかを決めてください。
Mayaの起動

起動画面です。しばらくお待ちください。

起動完了しました。右上の「Mayaを起動」をクリックします。

無事Mayaの画面が表示されました。
画面中央上付近にご自身がアカウントを作成した際の名前が表示されていればライセンス認証済みの状態です。
これで1年間Mayaを使用できます。3DCGの制作を楽しんでください。
まとめ
Autodeskが提供するエデュケーション コミュニティの内容に触れ、学生さんたちがご自身の学習のためにAutodeskソフトウェアをインストールするための手順について紹介いたしました。
このページの内容は2025年2月時点の情報です。適時アップデートしていきますが、最新情報や詳細な情報を知りたい方はAutodeskのサイトにて最新の情報の取得をお勧めいたします。
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